ジャ パンネット銀行に口座開設

2005.3.5

ジャパンネット銀行に口座を作ってみた。普通の銀行と大きく違う点も あるので、まとめてみた。

ジャパンネット銀行は日本初のインターネット専業銀行で、三井住友系 の合弁会社。よって、ジャパネットたかたは関係ない(まぎらわしいが)。旧さくら銀行と富士通が構想していたところに数社が相乗りする形で、株主に日本生 命、三井物産、ドコモ、東京電力などビッグネームが入っている。ヤフオクの決済の一つとしてメジャーになったこともあり、2004年末にネットバンク初の 100万口座突破を果たしている。

便利な決済と好金利で決断

口座を作った第一の理由は、何といってもインターネット取 引時の決済に使えるという点にある。ジャパンネット銀行同士の振 込であれば手数料は52円。 他行宛てだと150円以上になるので普通の水準だけど、ここで100万口座超の実績がプラスになる。しかもこの内訳はどう考えてもインターネット利用者が ほとんどのはずなので、ネット決済手段としては一番メジャー(=使える)といえるだろう。

第二の理由としては、金利が良いこ とが挙げられる。インターネット銀行は効率が良くてコストがかからないことが一番の特徴なので、その分有利な金利を提示している。という一般論は知ってた のだけど「本当かな?」と思って調べてみたら、普通預金の 金利がメガバンクの定期並みだということが分かって焦った。 目的は決済なのだが、動機としては金利の魅力が大きくて「おいおい、目をつぶって開設じゃん」と即行動してた。

10万円かクレジットラインで口座維持手数料を回避する

ネット銀行は世の流れなので実は口座開設しとく方が賢いのだが、月 105円の口座維持手数料には注意すべき。口座維持手数料が無料で済むか必要になるかという線にはいくつか条件があるが、預金残高を10万円以上に維持し ておくことが基本。10万円を固定しておける場合は問題ない。金利も良いので寝かしときゃ良いという話ではある。

10万円切ることがあるかも、という場合や、絶対105円とられたく ないという場合は、クレジットラインを申し込めば手数料が無料になる。クレジットラインについては後述する。

他の注意点としては、通帳がなくて取 引状況はWebで確認という点や、月 あたりATM利用回数に制限があるという点が特に通常の銀行と違う。 よって、口座維持手数料が かからない状態にしたうえで決済/貯金用のサブ口座として使うと いう位置付けが丁度良いだろう。

開設手続

申し込みはインターネットから行う(申し込みページはこのページの一 番下にリンクしておいた)。一通り申し込み情報を入力すると最後にPDF形式のファイルをダウンロードできる。インターネット上の手続きは予約で、本申し 込みは紙。PDFファイルを印刷して届出印を押し、住所確認書類とともにジャパンネット銀行に送る。印刷できない場合は書類を送ってもらうこともできる が、その分時間がかかる。

書類を送ってから2週間くらいでキャッシュカードが送られて来て(配 達記録郵便)、口座が使えるようになった。インターネット銀行なので支店に地名などは入ってなくて、本店営業部らしい。使い始める前にインターネットと ATMのパスワードを設定する必要があるが、手順はキャッシュカードと一緒に送られてくる紙に書いてある。

クレジットラインで口座維持手数料を無料に

実は、クレジットラインというものを全然知らなかった。公式サイトを みても 「普通預金口座にセットできる極度型のローンです」としか書いてなくていまいち ピンと来ない。Googleで検索してみても「極度型」を繰り返してるだけで、肝心の極度型が良いとも悪いとも分からなかった。あきらめてサービス紹介を 読んでみるとどうやら借入れ限度額内で設定できるローンということらしい。

そう言われてみれば、企業の資金調達にもコミットメントラインという 言葉があって「必要な時にいつでも借りられる金額を予め金融機関と契約してお く」という程度の内容だった。要はクレジットラインも融資枠を設定する契約で、実際に借り入れすることなく口座維持手数料を無料にできるものと分かった。

とはいえ金利はそれなりに高く200万円も枠を設定してリスクはない のか?と気になってた。そこで他の融資の金利はどうかと思って調べてみたら、実は18%という利率は手持ちのクレジットカードのキャッシ ングの利率よりも低いことが分かった。しかも、審査の承認額が100万円だったからといって、必ずしも100万円に設定する必要はなかった。弱気に10万 円から設定することが可能で、実際に申し込み時に10万円しておいた。結局、キャッシング付きのクレジットカード が一枚増えるのと一緒のレベル(むしろ条件は有利か)なので心配 は杞憂だった。

クレジットラインはアットローン(ジャパンネット銀行と同じ三井住友 の傘下)のサービスで、要はネットショッピングで一時的にお金が必要という時にグループ企業を使ってくれという感じだと思う。ネット銀行にしてもコン シューマーファイナンスにしても、手詰まりになったメガバンクの有望事業という点では同じ位置付けなんだろう。

リンク

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クレジットラインから派生して、ついでにクレジット業界について勉強してしまった。聞き込みをもとに書いているとのことで、業界動向から各社の状況まで網 羅されている。これだけ読めばだいたい分かった気にはなれる。


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