豚インフルはどう危険か? April 25, 2009
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豚インフルエンザがメキシコで人に感染し、現時点で60人以上が死亡したと報じられた。 鳥インフルのヒト版が新型インフルエンザとして恐れられるようになったが、今回の豚インフルのヒト版こそ流行するのではないかと個人的に懸念している。

出番を待つ怪物ウイルス』は強毒ウイルスの性質を詳しく解説した本だが、豚インフルがヒトと近いため鳥→豚→ヒトの経路を懸念していた。 H5N1ではない可能性で予測したとおり、今回流行しているのはH5N1ではなくH1N1ということだ(mainichi.jp)。 インフルエンザの毒性は種類によるところが大きく、豚インフルもっとも強毒なタイプではないのだろう。

ただ、H1N1は前回のパンデミック事例として知られるスペインかぜと同類であり、その症状はメキシコで観察されているとおりサイトカイン・ストームだという。 この予測が正しければ、今回の豚インフルの症状は免疫異常ということになり、免疫力の強い若者を中心に被害が拡大することになりそうだ。

スペインかぜはH5N1ほどではないとはいっても、致死率2%超と通常のインフルエンザとは比較にならない猛威をふるったウイルスだし、メキシコで今進行している状況も1000人感染、60人死亡とすれば同じレベルの致死率を感じさせる。 スペインかぜ再来、と思っておいた方が、少なくとも自衛にはなると思う。

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