変にリスペクトされている日本 August 19, 2006
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泥だんごが日本の美意識を象徴するもの(www.dorodango.com)としてdel.icio.usで妙に注目を集めている。その名も”hikaru dorodango”。 作り型はシンプルなんだけど信じられない光沢だ、みたいな感じで驚きを持って受け止められた。 同サイトのgalleryを見ると作品が展示されているのだが、じっさい出来栄えがすごい。

もともとは京大の教授が子供向けの活動として始めた(そりゃそうだ)ものが、海を渡った途端にアートの一種として認知されたようだ。

似たような現象に、環境省がPRしている「もったいない」マーケティングがある。 これは、ケニアの環境副大臣ワンガイ=マータイがもったいない(mottainai)を世界に広めようとしているもの。 もったいないふろしきまで登場し、政府関係者は大まじめでプロモートしている「もったいない」だが、当の日本人はあまりにもピンと来ない。

結局のところ「泥だんご」も「もったいない」も背景を全く理解せず結果だけ伝わったがために、すごいことになってしまった。 どちらもかなり貧乏くさい側面を持ったキーワードとして理解すべきものだろうが、そういう成立の背景がすぽっと落ちてしまって、妙にクリーンな発想として美化されてしまった。

海の外で勝手に誤解しているぶんには好きにしてくれというところだが、当の日本人が「泥だんご万歳、もったいない、もったいない」だったらけっこう異様なんじゃないかと思う。大丈夫だろうか。

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