THE BEST PENNY LANE July 12, 2006
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吉田拓郎の名曲35曲を集めた2枚組ベスト盤CD。息の長い歌手なので色々なアルバムが出ているが、僕自身は一枚選べと言われたら、これを答える。 『THE BEST PENNY LANE』


拓郎のことだけを書くカテゴリーまで作っておいて、このCDを全然紹介してなかったというのも間抜けな話だ。これを載せといて「とりあえず聞いてくれ、話はそれから」と言っておけば、何もぐだぐだ言わずに済むものを。

このCDでは比較的初期の曲を中心に収録している。良く聞かれた、という意味で「たくろうらしい」曲のセレクトになっていると思う。
「どうしてこんなに悲しいんだろう」「言葉」「人生を語らず」「外は白い雪の夜」「祭りのあと」「流星」「落陽」といったところは今でもライブで歌う代表曲。 弾き語りという古い語感が良く似合うメッセージ性の強い曲ばかり。日本的余情にもあふれている。

先日紹介した「よしだのうた」と見比ベるてみると、プロデュースしたヒット曲からも「あゝ青春」「たどりついたらいつも雨ふり」「襟裳岬」「我が良き友よ」の拓郎歌唱版が収録されている。 この中では「襟裳岬」が分かりやすいだろう。森進一の歌う岬は別の岬なんじゃないか?と思うくらい印象が違う。、森進一はちょっと荒涼としている岬なのだが、拓郎は確かに春を歌っていたのだと気付く。

僕がこのCDの中で最も拓郎らしいと思う曲が「大阪行きは何番ホーム」。僕の父は拓郎の特徴を「字余り」と言い切ったのだが、その字余り感が最も出ている曲。これが収録されているCDをほとんど見かけないというのに、よく入れたなという感じだ。 他に以前紹介した「地下鉄にのって」や「今日までそして明日から」(これは「豊かなる一日」と聞き比べると感概深い曲)も収録されている。

色々書いたが、要するに買って損はない選曲。僕はさんざん聞いた。

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