既に5人に1人は65歳以上 June 30, 2006
2005年の国勢調査の速報が発表された。65歳以上が5年前の前回調査より2割も増えて約2700万人まで来ている。 総人口の21%ということで、すでに5人に1人が高齢者になっている。一方、15歳未満は13.6%。(NIKKEI NET) http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060630AT3S3000430062006.html
世界最高の高齢者比率と世界最低の子供比率のセットで最速の高齢化が進行中ということになる。 以前、リタイヤできない団塊世代という記事を書いたが、これを裏付けるように川崎厚生労働大臣が「70歳まで働くべき」と発言している。 http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060630AT3S3000N30062006.html
そんなこと言われなくても、すでに税制改正で年寄りから普通に税金をとることになっている。これは「あなたの老後を守る資金ですよ」と言って取り立ててきた年金を出口ではぎとるという詐欺そのものの手口と言える。目減りしてどうする。 ただし逆サイドから見ると、積み上げた資金の山からしか配分はできないのは当たり前の話なので、それを合法的に制度化すると控除廃止となる。形式上配るんだけど、すぐ取り上げるという。 年金は運用に失敗した部分も大きいので、それに関わった責任者を徹底的に追及するという手はある。金庫番にはそれぐらいのモラルがあってしかるべきだった。まぁ気晴らしにしかならないが。
総論的に言って、猛スピードで生産能力が減ってる一方でぶら下がる人がどんどん増えていってるのが日本の現状。 ぶら下がる=福祉というのは社会に余剰があって初めて成り立つものなので、余剰が減ったらみんな働かないといけない、働かないとのたれ死ぬ、というのは歴史上普通の状況と言える。
いままでは国債に逃れてきたわけだが、ここに来て全て重税政策に転換してきた。 もういい加減、国民は真っ当な政治コントロールをしないと全部増税になる時代が来た。たとえば、バブル処理に失敗した政治家をリストアップして絶対再選させない、とか、政策をきちんと評価するといったことをしないと、どんどん貧民化していく。
軍国主義に突っ走るというのもこういう状況から始まることが歴史上分かっている。いまや、どこかを侵略しても経済的にプラスになることはないのだから愚の骨頂なのだが「そんなことは言えない雰囲気」というのに流されてしまうのが行き詰まった国民の行動パターンである。
インターネットを民主主義の道具として活用し国民が賢くなれば再生は可能じゃないかと思う。それができなければ行き着く先は関東主要都市+大阪から始まるスラム化だと僕は思っている。 みんなつらい世の中になったのだからできるだけ賢くなろうぜ、と言いたい。
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